【むつごろう便26号】薬物依存症のユウキ

例年より長かったジメジメとした梅雨も終わり、夏本番となりましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか。佐賀DARCでは私を含めた多くの仲間達が暑さにうなだれ、扇風機の前から離れません。北国育ちの僕にはまだまだ九州の暑さには対応しきれず、秋が来るのがとても待ち遠しい今日この頃です。
毎日素面の自分と向き合う中で、今まで自分では認識していなかった自分を発見する事があります。
薬物を使っていた頃の自分というのはとても不真面目で遊び人でふしだらな生き方をしていました。現に僕自身も自分がそんな人間だと思っていました。
周りからもそのように思われていたように思います。
しかし、いざ薬物を止めてみると全く正反対の自分がいて、どれが本当の自分なのか、全く分からず戸惑う日々を過ごしていました。
未だに薬物使用時の自分と素面の自分が混同してしまい、本当の自分ってどれだろう、と深く考え込んでしまうことも多々あります。
そんな、考えても考えても結論のでないようなことを考え、とても無駄に思えてしまうことがありますが、視点を変えてみると今まで自分を見つめる事を恐れ、暈し続けていた自分が、恐れなく自分と向き合っているというのは大きな変化のように思います。
世の中には結論の出ない事柄が多くあります。
それでも人間は考える事を止めないというのは「考える」という行為自体になにか重要な意味があるのかも知れませんね。
先日、迎える立場として参加させて頂いたNAコンベンションでは多くの気づきを与えられたように思います。ハイヤーパワーは必要な時に必要な物を与えてくださるとよく言いますが、まさに今回のコンベンションではそれを体感することができ、より一層ハイヤーパワーへ信頼を置こうという考えを持つ事が出来ています。
自分の底突きを温かく見守ってくれた大切な仲間達にも再会することが出来ました。最近は使っていた頃がとても昔のように思えて、初心を忘れがちでしたが、そんな時に出会わせてくれたのもハイヤーパワーの配慮なのかもしれませんね。
素面で感じる温かい気持ちを胸にこれからもクリーンを重ねていこうと思います。
厳しい暑さの毎日がまだまだ続きますが健康にはくれぐれもご留意ください。

カテゴリー: 26号(2015年8月), むつごろう便 タグ: , , パーマリンク