【むつごろう便26号】佐賀DARC代表 松尾周

猛暑が続いています。佐賀DARCの仲間達も「暑い、暑い」と言いながらも、毎日、薬物依存症からの回復を目指し、グループワーク(ミーティング) で、正直に過去を振り返る作業や、日常生活の中で分担して食事を作ったり、自助グループへ毎日足を運び続けるという生活を過ごしています。
ただ、ナイトケアでは部屋に篭りがちな仲間が、暑いからエアコンのある部屋に集まり、会話が増えると言うメリットも密かに感じています。
とは言え、回復には楽しみ、喜びを感じることも重要だと言われています。
佐賀DARCでは、夏はとにかく楽しむ! (1年通して言ってる気もしますが) 子供に戻り、海や川で思いっきり仲間とフェローシップをとり、薬物を使っていない人生を味わおう!と毎週末、海水浴やキャンプへと出かけています。
人間関係性の病とも言われる、依存症ですが、仲間の中にいても、すぐにはとけ込めず寂しさから解放されず、苦しさから飛び出そうとしていく仲間もいます。
仲間とこういうフェローシップの中で、仲間の事を信じたり、大切に感じたりと心の回復へも繋がっていければと思っています。
現在、自分を含め9名の仲間と共に暮らし、通所のメンバーも1名と、移動するにも車2台での移動となり、ガソリン代の負担も大きく、楽しんでいる仲間をよそに、代表の私自身は運営費のことでいっぱいいっぱいだったりしますが、仲間から「今日もありがとうございました」と言葉をかけられることに救われています。
障害者総合支援法に則った事業所への移行へむけて、書類作成などにも追われていますが、消防法の規制をクリアするためのナイトケアの改修工事や、デイケアも間仕切り等の改築工事の必要があり、現在の佐賀DARCでの運営状況では工事のめどがたちません。
毎号のニュースレターを発行する度に書かせていただき心苦しいのですが未だ、運営が苦しい状況は変わらず、皆様の善意による寄付金に支えていただけなければ運営してゆくことが困難であります。
薬物依存症者が回復を望み、生きる希望を持ち、社会の有用な一員となるように、関心を持っていただければ、支援する会の会員となっていただき、支えていただけないでしょうか?
薬物依存症者みずからが、薬物依存症者を支え共に歩むダルクの取り組み、佐賀DARCが回復と成長を手にすることのできる場として活動してゆけますよう、皆様のご支援、ご協力のほどなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー: 26号(2015年8月), むつごろう便 タグ: , , , パーマリンク