【むつごろう便23号】薬物依存症のカズミ

こんにちは、薬物依存症のかずみです。今回で3回目になりますが、過去の体験を振り返ろうと思っています。

自分が薬物を最初に覚えたのが、16歳頃で使用した薬物は、シンナーでした。酒を飲めない自分は、こんな気持ちのいいものがあるなんて思っていませんでした。

学校の先輩に教えてもらい、始めました。逮捕歴は1度あります。

その次に覚えたのは、20歳頃に覚せい剤です。これは、当時友達の間で流行っていたビリヤード仲間に教えてもらいました。数人で覚せい剤の結晶を舐めて使用したのを覚えています。その時は、体が軽くなり普段よりも舌が回ったことを今でも覚えています。

そのあとは、炙って使用しました。この時も体が軽くなり、全身が鳥肌で立つような感覚で気持ち良かったです。いつもより集中力が増して、ゲームや友達との会話で楽しんでいました。

薬を使い続けて20年間、毎日は使用していませんが、1ヶ月間に2~3度の頻度で使っていました。

薬を何度か止めようとしました。自分の持っている覚せい剤を捨てて止めようと決意しますが、体の調子が良くなってくると、また買いに行ってしまい、一人の力では止めることが出来ません。

30歳になると、炙りの方法から注射器で使うことを覚えました。炙りの時よりも気持ち良さが増して
頻度を増えました。

そうなると、もう体もボロボロです。幻聴や幻覚が出るのもこの頃です。警察にも捕まりました。

そして、刑務所です。刑務所に入っても出所してきては薬の使用は止まりませんでした。

9ヶ月間社会にいて、2度目の刑務所です。中で生活してる間、薬は止まっていますが、止めることなんて、ほんの少ししか考えていません。刑務所の中では、社会に出たらどうやって薬を買うかの方法を教えてもらったりの毎日でした。

そんなことばかりの生活では、更生してません。出所して施設につながっても薬は使い続けていました。

佐賀の施設に来て、ようやく薬は止まっています。クリーンの期間は、今月で5ヶ月になります。

今は仲間とも楽しく生活しています。今までは、仲間と過ごすなんてありえなかったのが、ここに来て少しづつ出来るようになってきています。

一人では、絶対やることのなかった筋トレも仲間にサポートしてもらいながらしています。薬を使用してた時の生活を振り返ると、いいかげんなことをしていたんだなと思います。自己中心的で人のことなんて考えもしなかったし、周囲の人に迷惑をかけていました。心配してくれる人の信用もなくしてきました。

薬は止まっていても、古い生き方はそのままなので、生き方を変えていかないといけません。自分の問題もみてきませんでした。

今は、薬物抜きで自分の問題に向き合っています。人を巻き込んで悪い事をしてきた自分は今でも、病気が出ています。

先日も仲間を巻き込んでしまいました。見つからなければいい、という考えで取った行動は、当然間違っていて迷惑をかけました。反省しています。

毎日、楽しく生活していますが、問題はいくつもあります。問題から逃げないこと、向き合うことに目を向けていきたいと思います。

カテゴリー: 23号(2015年4月), むつごろう便 タグ: , , パーマリンク