【むつごろう便7号】支援のお願い 佐賀DARC代表・松尾周

 佐賀ダルクに新しい仲間が、海を越えて沖縄からやってきました。私自身はじめての入寮は沖縄の施設でした。海を隔て離れているだけで地元がこんなにも遠く感じるのかと、着いたすぐから「帰りたい」と辛く寂しかったのを覚えています。

 薬物によってどん底をついていて、何度も自殺未遂を繰り返して生きて行くことも死ぬことも選べずに辿り着く仲間達がほとんどです。

 地元で暮らすと使ってしまうと「新しい人生を選ぶために佐賀に骨を埋める気持ちできました」と仲間が言います。

 回復の大きな変化の前には苦しみ、痛みと、変わるための大変なエネルギーが必要です。
 
 初めて辿りついた仲間を、佐賀市内で一番高い県庁の最上階の展望台へ連れて行くのが恒例になりました。「ここがこれから暮らしていく新しい場所です。共に回復していきましょう」と伝えています。

 佐賀ダルク入寮はまだ3人の仲間だけですが、飛び出して帰ってこない人も出ず、みんな回復を歩んでいます。

 「薬中が薬物を使っていないって事だけでも奇跡なんだ」と言われた事がありましたが、今いるメンバー達の欲求を乗り越えようと苦しんでいる姿などを見ていると、佐賀ダルクの全員、使うこともなく、メンバーが入れ替わることもなく暮らしていることは奇跡だなと感じています。

 今後も刑務所からの帰住地として佐賀ダルクへ来る事が決まっている仲間も数人います。多くの仲間の回復の場として今後も活動を続けていけるよう願っていますが、車の修理代や、プログラムで使うガソリン代など運営面はいつも困窮した状態です。

 まだまだ入寮者とともに、よちよち歩きを始めたばかりの佐賀ダルクです。心苦しいお願いですが、佐賀ダルクの活動を支えていただけないでしょうか。何卒、宜しくお願いします。

カテゴリー: 7号(2013年11月), むつごろう便 タグ: , , , , パーマリンク